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2013/12/7

特定秘密保護法案

昨日、決定した。この混沌とした社会で、この法案の持つ意味は、この国、この世界が、戦争という意思を持ったということに終止する。

それも、文化人、ジャーナリスト、弁護士、アーティスト、一般の心ある人々の反対、危惧する声を無視してのこと。この暴挙に対して、何か対抗する術を僕たちは持たない。

今まで、こうなったら、大変になるという方向にしか行ってないような気がしてならない。自民が勝った時も、原発が再稼働した時も・・・・デモしてもだめ。講演会しても、映画祭やっても来る人は、同じ人が来るだけ。無関心という大きな壁といつも闘うことになる。直接自分に関係していることには、みんな関心をある程度は持つが、それは一時のもの。

僕たちもそうだった。これは、20年30年と、自分達が子育てと、毎日の生活に追われている間のツケが回ってきたのかも知れない。甘んじて受けることは、もう僕たちには時間がそれほど余っていない。甘んじて受けなければならないのは、子供達や孫達になる。僕たちは腹痛の安倍を復活させ、狂った石破を壇上に登らせてしまった。ほとんど、僕と変わらない年だ。友達なら、首根っこ捕まえて、「おまえな 〜」で済んだ。

これは、奴らだけのことではなく、社会全体がもう行き着く所まで来ているのかもしれない。破綻していることばかり。経済も人の心もだ。未来は1本のレールに乗ったのだ。こんなシナリオでは、お粗末すぎる。

未来を探さなければ、僕たちは、このまま終わる。このまま終わらないように今日も考えなければ、そして、デモとかじゃなく、一人一人の心にどこからともなく、「新しい考え、新しい心の持ち方」が、沸き上がるようなことが必要なのだ。

あそこでも、ここでも、誰となく沸き上がる気持。その気持が声になり、この町を、この国を変えていく。平和を唱える気持を皆で共有していく何かだ。まだまだ、諦めない。まだまだ考え抜く。

 




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