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2017/7/18 撮影禁止について。 八ヶ岳が終わった。 先日、作家仲間に「もうウチは撮影禁止のポップは置いていないんだ。来た人が撮影してSNSで広げてくれた方が利があるからね」って言われた。確かに、撮影はご遠慮願います。ってポップを立てていたって、平気でバチバチ撮ってる人がいて、こちらも目くじら立てて「撮影はご遠慮・・・」って言うのも、めんどくさいし、なんだかイヤな気分になる。 それで、今回の八ヶ岳の二人展から「撮影はご遠慮・・・」のポップを外してみた。まあ〜僕がこの八ヶ岳のお店にいた時間は、ほんの僅かだったけど、誰も彼もバチバチ、撮るわ撮るわ・・・ひどいのなんて、店に入ってきていきなり「夜の電車」を滅茶苦茶至近距離でそれもでっかいiPadでバチ!そして、奥に入ってまた小品群をバチ!他の作品も至近距離でバチ!そして、無言でスタスタ帰っていった。あの写真何に使うのだろうか?作者の僕のことも何も知らないで、ただただ写真を撮りまくる。段々、見ていて腹がたって来た。「オイラは小心者でも、人間が小さくてもいい。SNSで広げてもらわなくてもいい。オラやっぱしイヤだ!」何がイヤかって?作品は自分そのものだと思っている。自分に断りもなしで、それも作品自体を感じることもなく、ただただ画像として納めていく。何の目的もないかもしれない。そして、その目的のない写真はただの屑になる。オイラそれが耐えられないのだ。 八ヶ岳のホテルのショッピングモールの中のギャラリースペースということもあるだろうけど、デパートの会場だって同じ。美術館でも最近は撮影OK!の所が出て来たけど、それもどうかな?って思う。また「撮影はご遠慮願います」の復活だ!但し、作品を見て気持ちが動いて作品の写真を留めておきたいと思って、会場にいる僕に一声かけてくれたら、僕は「はい。どうぞ」って言うよ。(そういうポップを考えようかな?)
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