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2014/7/18 駐車場係 僕は、こういうイベントの時は、なるべく駐車場係を申し出る。駐車場の形態にもよるけど、大体今日はどんな人が来て、どんな感じでこの会に参加するのかが、少し見えてくるからだ。夜のイベントはだめだけどね。人の顔がよく見えないからが理由かな。 今回の史門展も駐車場係を受け持った。知らない人は、「何で?」って言う人もいる。現場監督だから会場にいた方がいいと思うのだろう。でも、現場は、現場監督がいない方が、スムーズに進むものなのだ。 偉そうに車でガガーって乗り付けてきた若者も、駐車場がいっぱいだから有料に停めてくださいって言われて「なんだよ!」って思った人も、みんな同じ会で同じ悼みを分け合うのだから、会に入る前も、会の途中も、会の終わった後も、同じ自分でいたいって思う。 今回の企画も残り2日になった。連日沢山の方々が訪れ、作品もかなり売れた。しかし、全然嬉しくないのだ。やはり、本人が亡くなったことが一番残念なことだったって、今更ながら思うのだ。誰のため?何のため?僕は本当によくわからなくなってきた。 伸さんありがとう!伸さんよくやったね!って今回のことでどれだけ言われただろうか?でも、全然嬉しくないし、何も感じなくなってる。何だろう?彼が生きるためのお金をつくってやりたいって思い上がりから始まった企画だったって、今更に思う訳なのだ。 駐車場係はもう終わりだ。もう、こんなこと二度とやりたくはない。もうごめんだ。あとは、最後までスタッフに怪我がなく、無事終わるように努めることだけ。 冷めてる訳じゃない。疲れただけ。 本当に疲れたよ。 |
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