TOP
>
 

2011/4/16

猫町原始力

やっぱり、アニメーションがもう一度やりたくて仕方なかった。震災の始まる前に、アニメーションを仕事にしている人達から声をかけてもらった。「この人形で一緒にやりたい」って。震災の始まる前に、2本原案を書いた。そして、この震災があった。自分の思いをアニメーションにして、子供達に伝えたいという気持ちでいっぱいになった。これから、何十年も原発の石棺と一緒に生活しなきゃいけない福島の人達、この震災で傷ついた人達、そして子供達。それから、まずこの自分のためにアニメーションを創りたいと思った。一気にこの「猫町原始力」を書き上げた。原発が爆発して、それから、何年も経った猫町。そこからのスタートを描きたいと思った。昨日打ち合わせがあって、これで行こうということになった。また、お金と時間が大変だろうけど、次のステップを踏むには、ここからの出発だと思った。「A Live」は本当に新しい扉を開かせてくれたのかも知れない。



/