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2004/6/14
子供の頃のはなし

昨日のたこ焼き屋の続きなのですが、たこ焼きの焼き上がるのを、待っている時に、鉄板の端に、メリケン粉のかすや、小エビなんかのかすがあって、丁度子供の目線に入るわけです。すーっと自然に手が伸びてしまうのです。すると、たこ焼きやの親父さん ニイッと笑って そのかすを集めて、僕の目の前に手が届きやすいように、そしてあまり熱くない所に置いてくれるのです。おじさんのカタカタと音を立てながら、手際よく動く手を見つめて、たこ焼きのかすもほうばりながら、たこ焼きが焼き上がるまでの間を幸せな気持ちで、待っていたことを思い出します。



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