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2003/3/4
子供の頃のはなし

小学校の給食の脱脂粉乳が、牛乳瓶の牛乳に変わった頃のことです。牛乳を無邪気に飲んでいる友達を、変な顔をしたり、変な事を言ったりして笑わせると、嘉門達夫の「鼻から牛乳〜」みたいになるのです。そして、ちょうど社会の授業で「国道」を習っていたので、それを見て「国道1号線!」とか言って、はやし立てる遊びがはやりました。しかし、その日の河合君は風邪をひいていたらしく、それをやられた時の状況は、ハナが出る早さや量に、ものすごいものがありました。そして牛乳も出ましたが、そのほとんどはミドリバナなのです。その周りにいたみんなは、その光景に固まってしまい、誰ももう国道のことは口に出来ませんでした。僕は心の中で「これは国道なんかじゃないぞ、名神高速だ!」と訳の分からないことを考えていました。



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