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2013/3/18 巨大霊園 昨日、朝早く起きて、渋沢丘陵を歩く会に参加。一日掛けて歩いた。参加しているのは、年配の方々が多い。動植物や、自然のことに興味のある人達の会っていう感じなのかな。 ちょっと歩くと、クモの子供を見つけて、「これは、何タラ何タラの子供です」とか。「これは,何タラ何タラの花です」とかって、その会の中でも、専門のおじさんやおばさんの説明をみんなで聞くって感じ。ほとんどの人がそのことをメモに取って,勉強しながら歩いて行くって感じ。 そして、4時間くらい歩いて、巨大霊園の計画地に着いた。200ヘクタールの土地を霊園にするという計画。実際地権者は、もうその土地を売っていて、いつでも着工する所まで来ているんだそうだ。3/10の日誌に書いた時は、なんとかこの霊園計画を白紙になるのか?って思ったけど、なんだか途方もないことだなとも思った。そりゃあ〜この自然が壊されるのは、嫌だし、ここに住む動植物だって可哀想だなって思う。それにこんな所に霊園造ってどうするの?って想いはある。 だけど、先週初めてシンポジウムに参加して、初めてその計画地を知り、この先きっとここに来ることがホントにあるの?っていう土地のことで、その計画に待ったをかける程、「あんたは、自然を大切にしてきたのか?」と自分に問いかけた。確実にそれはノーである。 持っているだけで、大変な想いをしてきて、やっと買い手がついたかも知れない地権者に待ったをかけることって、ある意味エゴじゃないの?とも思う。 この先、千年二千年先の未来にこの造成した霊園が風化して、今、目の前にある森のようになっていたら、それでいいんじゃないか?とも思った。(それに比べて、原発の核のゴミは10万年先にも残る)未来に繋げられる霊園で、大きな災害が起きた時に役に立つことが出来る場所だったり、生きることと死ぬことを見つめて、今生きていることを感じられることが出来るような場所として、活用出来るような公園墓地にすれば、いいんじゃないかなとも思った。
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