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2012/8/11 amazonとクレヨンハウス ネコマチッタのDVDをアマゾンとクレヨンハウスで販売が可能になった。クレヨンハウスは、知っての通り、落合恵子さんの意識の高い絵本、食品、健康のお店。ここに置いてもらいたいと、最初から思っていたので、大変嬉しい。そして、アマゾンも登録できたので、地方の方も買いやすくなった。 そんな、青山のクレヨンハウスの帰り、辻堂の明日上映会をやるekomoという、これも意識の高いお店に挨拶をしに寄った。 その直後、携帯が鳴った。今度、ネコマチッタをテレビ番組で紹介してくれることになっていた、テレビ局の担当者からだった。8月16日の生放送での放映が決まっていたのだ。某テレビ局なのだが、この保守的なテレビ局がよくこのネコマチッタを取り上げてくれるな?って思っていた。決まるまでの間、本当にいいのですか?って、こちらから2回も聞いた程だ。司会者のTさんが、気に入ってくれたようだった。そして、僕はTさんの心意気を買って、人形まで創って撮影を待っていた。 しかし、その電話は、今日上層部の会議があり、「この映画は脱原発の映画じゃないか!中立の立場にあるテレビ局が、この映画を推薦することはできない!」という内容だった。「やっぱりな!」と僕は思った。しかし、今まで僕がそのことを懸念して、相手に2回も打診しているのに、現場の甘さは、いかがなものかと思う。 このネコマチッタは、脱原発の一言も発してはいない。当たり前のことを伝えているだけのこと。「本当の豊かさとは?大切なこととは?」と子ども達に投げかけているだけのこと。そして、こんなちっぽけなたった20分の映画に目くじら立てて、ドタキャンしなければならないことなのだろうか?それ程、この日本社会は、ヤバい所まで来ているのだろうか? しかし、本当は僕は今、晴れ晴れとした気持ちでいる。このくそったれな大人どもや、経済優先の社会に「本当のことを伝えるネコマチッタ物語という映画は、危険な映画だ!」とお墨付きをもらったんだって思っている。そして、そのお墨付きを与えてしまったこのテレビ局のお偉いさん達の無能に脱帽する。 一個人では、原発をなくしたいと考えていて、いざ社会の中に入ると、意見をなくしてしまうこの日本。なんだか、ちょっと、本当にいや〜な国になっていってるとも感じた。
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