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2012/6/12

ネコマチッタ物語

DVDが出来たら出来たで、広報活動でも忙しい。それでも、いろんな想いを背負っているから、頑張ってる。昨日は、朝日新聞の取材。この記者さん、誕生日がまったく一緒だったことにビックリ。それと、この震災の時、会津若松の支局長だったので、福島への想いが強い。涙ながらに、お話を聞く。どっちの取材かわらない所もあるけど、こういう大手新聞の記者さんは初めてだった。新聞記者も、自分の想いが無かったら、人が感動する記事にはならないと思う。この人、僕より17歳も下の人だけど、なんか、この世の中、捨てたものじゃないし、未来につながっていくのかも知れないって思わせる何かを感じた。貴重な時間を過ごせて良かった。それと、いろんな所で、この映画を人に薦めてくれたり、売ったりしてくれている人達がいる。僕はこの映画の力を信じている。福島で大変な想いをされていらっしゃる方達には、本当に申し訳ないかも知れないし、こんな事で、喜んだりすることも不謹慎かもしれない。でも、きっとそう思うこともおかしいかもしれない。でも、こんないろんな人達と出会い、輪が出来て行ってることに感謝したい。記者さんが帰りに一言言った。「福島の家の近くのお豆腐屋さん。本当においしいお豆腐で、遠くからも買いにくるようなお店。でも、もう誰も来なくて、店を閉めました。私、福島のことをどんなことでも応援してくださる事でしたら、記事にしたいです」涙が出た。僕達ホントにしっかりしなきゃいけないって思う。

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