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2003/4/12
子供の頃のはなし

子供の頃、雨が降るとよく将棋をやりました。まだ本将棋の出来ないうちは、「やま」という遊びをします。将棋の箱に駒を入れて逆さにひっくり返すと、将棋の山が出来るのです。それを音を立てないように、人差し指でそーっと自分の陣地まで持って来るのです。その間に音がすると、その場で相手の番に変わります。持ち上げたり、人差し指以外に使ったりすると、反則です。単純な遊びですが、僕たちは、雨がトタン屋根にあたる音に、邪魔されながらも、熱中して遊んでいたことを思い出します。



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