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2003/2/4
子供の頃のはなし

ウンチの話が続くけど、その『ふんじょうけ』がまだ自分の頭の中で恐怖を感じていた頃、学校でウンチをすることに対してすごく意識していて一度もウンチをしたことがありませんでした。クラスの男子の一人か二人はかならずウンチをもらす子がいたのも、そのせいかも知れません。そんなある日、僕にもウンチの洗礼はやってきました。授業が終わりみんな帰る頃、急に腹が痛くなり見つかると恥ずかしいので校舎の中でもかなり離れたトイレ(今考えるとそれがあだになったかも・・)に走ったのですが、ついに間に合わずトイレの扉を閉めたと同時にパンツの中でちびってしまいました。どうしたら良いかわからずウンチをそのままパンツの中に入れたままで、みんなが帰ったのを見計らってトイレを出て家路を急ぎました。とにかくパンツの中からウンチがはみ出してくるので、半ズボンのはしっこをギュッと手で絞って歩きました。すごく歩きづらく、それに家まではかなり遠く、行き交う人は鼻をひくひくさせてこちらを見るのです。幸い友だちに見られず済んだのですが・・きっと見られていたら赤穂浪士のように僕は切腹していたと思います。やっとのことで家にたどりつき母に「ちびちゃったの?」と聞かれ「違うよ。便所に落っこちたんだ」って嘘を言っちゃいました。学校のトイレは水洗なのにね・・・



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