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2004/6/12
白昼夢

あんまり昼寝が気持ちよくて、目が覚めたら、自分が何処にいるのか、 わからなくて、座卓の向こうには、横たわった女と白黒の猫、自分の足元には、トラ猫がいて、部屋の中にはテレビや本棚や電話があって、とずーっと見回して、どちらが、入り口で、どっちがどうなっているのか、考えて、「あ〜サチコか、もうこうして長いこといっしょにいるネ」ってやっと思い出して、自分が誰なのかも、やっと思い出した。白黒はシラ、トラ猫はトラチン、「もう、大丈夫だ。俺は正気だ。そうだ、これから俺は仕事場に行って、やりかけの仕事を仕上げるんだ」今日は、ちょっと、深く眠りすぎたようだ。危うく、もう一つ前の人生を、思い出してしまいそうになる。そんな時って、ありませんか?



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