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2017/9/1

田んぼ

名古屋タカシマヤは、盛況の内に終わった。沢山のお客さんや友達が来てくれた。感謝。

さて、田んぼ。田植えからずっと雑草と闘ってきたような気がする。本当に穂が実るのだろうか?と心配もした。それでも朝晩涼しい時をねらって、仲間と手分けしながらやってきた。そして出穂。今では、まだ色づきは若干遅いが、周りの慣行農業の田んぼと遜色がない。今年は高温多湿のため、いもち病になってしまった田んぼをチラホラ見かける。一面枯れたような色をした田んぼ。あそこ迄なると、農薬をかけても手の施しようがないのかもしれない。

今年程、周りの田んぼを気にしたたことがない。7月頃まで、ウチの田んぼが一番成長が遅いと思っていた。村で一番だとも思っていて、雑草も半端な量じゃなかった。植えた苗かヒエか?わからず、苗の方を抜いてしまったことも数知れず。どっちかわからないので、どっちも抜いて、田んぼの隅っこにまだあった苗代から苗を後植。

何十年か?わからないけど、ずっと農薬と除草剤を使用してきた田んぼである。今迄、土に眠っていた全ての種が 目を覚ましたのだ。無理もない。そういう田んぼを自然農の田んぼにするのには、3年掛かると、前に笹村さんから聞いたことがある。その時はこんなに大変だとは、思わなかった。それでも、田んぼでドジョウや虫がいるのを見ると、少しずつ土が生き返ってきたんじゃないか?って思う。

いよいよ、9月30日から稲刈りだ。10月には新米が食べられる。写真のカカシの前は、モチヒカリという餅米。暮れの餅つきで玄米餅をつく。稲は、人の努力をわかってくれるのかも知れない。でも、自然はもっと怖い。後もう少しの辛抱だ。さて、ヒエ取りに出掛けるかな。

 




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