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2015/10/5

眠たい猫のシェルターでの日々

この村の隣の宮田村という村で放射能汚染の含まれた廃棄物の最終処分場の建築計画の話が持ち上がった。それも天竜川に程近い場所での計画。一日に宮川村役場に状況説明を聞きに行く。15名くらいの参加。若いお母さんや、お父さんも参加していた。丁度稲刈りでお手伝いに来ていた秦野のK女史も同行。「一人一人の発言を聞いていて、若い人がそれぞれに自分の意見を持っていることに驚いた」とK女史。

役場の環境課の方も、突然沸き上がった話に困惑気味。ただ、村では決定権もないし、住民と業者の中立を保つことしかできないようだ。しかし、自分も同村に生まれ育っているので、心配なことは、我々よりも重い。

そして、昨日は、この件に危惧する有志が集まり討議。会の発足を決める。この村に来る前から、会の発起人にはならないこと、どこか会に属さないことを決めてきたのが、実際自分にも関係することであり、見過ごすことはできない。それに、この村は、若い人が集まっていて、しっかりているので、協力するというスタンスで考えていけば、少しはお役に立てることもあろうかと思う。

東北の放射能汚染された廃棄物を「絶対受け入れない!」と言えば、「自分の所が良ければいいのか?」ってなる。今回の問題は、一民間の業者が新たに最終処分場を建築して、廃棄物を受け入れるということに不安があるということ。



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