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2003/5/23
親父の命日

昨日、親父が死んで丸13年経ちました。去年は13回忌で、みんな集まってわいわいやりましたが、今年は忘れていて今日思い出したわけです。親父が倒れて、病院に入って、もうだめだ!って医者が匙投げて、そんな折り、親父の事務所に物を取りに行った時の事です。僕の仕事があんまりなくて、親父が友人の会社の、木の看板の注文を取ってくれていた頃がありました。まだ、長男が生まれて間もない頃で、その代金は家計を助けました。その注文を取ってくれたと思っていた看板が、親父の事務所の部屋の壁に全部飾ってありました。 それは、「息子よがんばれ!」という意味だったのでしょう。(僕はそのことを思い出すと、こみ上げてくるものがあります・・)その後、親父は半年ぐらい病気と闘いあの世に逝きました。でも、今でも、どこからか僕達を見ていてくれている気がしています。



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