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2003/3/14 旅猫 今夜の夜行バスに乗って、この街を出るよ。そして、君のいるところに帰るんだ。明日の朝早く、君の家のドアの前に立って、チャイムを鳴らすから、それまで待ってておくれ。そして、その日から新しい生活を始めよう。新しいコーヒーカップにコーヒーを注いでくれよ。今までのことを忘れて、君の話を聞くよ。何でもいい。そうだ、庭に咲いてるあの小さな花の話がいい。君の得意な魚料理の話でもいい。もう旅は終わりさ。ずっと君のそばにいるよ。

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