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2003/12/5
失敗

もう最初から、僕は娘のFが何かやらかすだろうと思っていました。仕事場に丹前を着ながら入ってくるなり、自分の聞きたいノリノリの曲をかけて、猫手キーホルダーの手伝いを始めたわけです。ものの5分もしないうちに「ウワ〜!」という声とともに染料の瓶が倒れていました。丹前の袖が瓶に引っかかったようです。幸い猫手キーホルダーは1個をパーにしただけで済みましたが、サチコのきつい視線にいつも感じ悪いこの娘も、シュンとなっていました。そして「集中力だよ」って言われていました。僕がニヤニヤしていると「どうせ今日の日誌でこれ描くんでしょ!」と娘F。「当たり!」



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