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2013/1/14

掛け時計

年末の骨董市で壊れた掛け時計を2個買った。 もう店じまいだったので、値切って買う。

「2個買うからまけて〜」オヤジ、嬉しそうに仕方ねえな〜と言いながら、気前よくまけてくれた。

帰りの車の中、『ボ〜ンボ〜ン』と何回も時計が嬉しそうに鳴く。帰って、鐘の方のネジは巻けるが、時間の方は無理。もう一つはどちらも巻けなかった。きれいに掃除して、剥がれた木の部分を補修して色も塗り直す。

機械の部分はそのままにした。なんとも機械的で、木の箱とのバランスが面白い。ちょうどピンクフロイドの『時のない世界』がCDから流れている。

『時を創る猫』を完成。このシリーズは、失くした時や、もう戻ってこない時、空想の時を僕という猫を時計の中に入れて創っていこうと思った。

 




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