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2012/4/7 大飯原発 この国の政府は最初から、再稼働する機会を狙っていたのだろう。国民の間に、なんとなく大丈夫なんじゃない?とか、そんな言う程でもないよね?この夏またクーラー使えないんじゃない?とかって、気持ちの隙間を狙って再稼働してきてる感じがする。ホントに今の政府は腐ってる。 小出さんは、この状況にも「私はこの国の政府に何も期待することはできない」という。何十年も原発を止めたいがために頑張って来た人の重い言葉だ。僕たちは、本当にこれでいいんだろうか? このネコマチッタ物語を創ることになったきっかけは、福一の20キロ圏内で、太陽光を使い、農業を営む人のシンポジウムに出かけた。その時彼は、150人くらいの前で心境を語った。「朝、起きると川のせせらぎが聞こえ、鳥が鳴き、何も変わらない一日が始まります。だけど、放射能があるんです・・・・」彼はそこで、感極まって男泣きしてしまった。僕らも涙が出た。僕はこの時のことを思い出すと、今でも涙が出て来てくるのだが、もう、この世界を汚れた世界にするのは、やめよう。取り返しのつかないことはやめようと思った。 僕達は、もう一つ賢くなって、もう一つ高見を目指して、何か本当に優しくて安全な世界を創りたいと思う。この映画創りを通して、若い人達と一緒に仕事をするきっかけとなった。自分の子供くらいの年齢だ。この人達と優しい世界を創りたいと思った。 |
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